アプレの企業英語研修が選ばれる理由
企業からの依頼が殺到する、アプレ式英語研修とは
オンラインミーティングが日常的になって、そう短くない時間が過ぎた。オンライン化は多方面で好影響を与えているが、特に日本にいながら世界ともビジネスの交渉ができるという恩恵にさずかったという声も聞こえてくる。いま、ビジネスの構造改革がまた一歩進んだ時期にあると言えるだろう。この好機を掴み取るために、企業はグローバル化に対応する人材育成が急務だ。
そんななか、単に英語が話せればいいわけでないことも、企業は気がつきはじめている。
「グローバルコミュニケーションには、単なる語学力に留まらない総合的な英語能力が必要だ」
こうアドバイスするのは、カスタマイズ式の企業向け英語研修を展開する Apprez(アプレ)代表・Steve Hamade氏だ。どう英語と向き合うべきか、その手法を聞いた。
Steve Hamade氏プロフィール
日系カナダ人としてカナダ・トロントで生まれ育ち、1994年に国際交流員として来日。青森県津軽市にて4年間中・高校生の短期留学を手がける。その後、留学斡旋業者や留学ベストガイドの製作責任者を経験したのちに2003年に独立。英語を楽しく学べる「ホビーイングリッシュ」は全国から生徒が集まる人気の英会話学校となり、その口コミが企業へと拡まる。現在はカスタマイズ式の企業向け英語研修を展開。大使館、官公庁、外資系企業のエグゼクティブ研修、語学学校のカリキュラム制作なども手がけている。
グローバル社会のコミュニケーションに必要なのは「文化理解」
2003年に設立され、英語教育を提供するアプレ。企業向けの英語研修、日常会話や転職・就活用英語などの個人向け英会話、学校の英語カリキュラム制作など多岐に渡る。中でも現在アプレが注力しているのが企業向けの英語研修だ。
いまや、ビジネスで英語を活用するのはアメリカやイギリスだけではない。近年では東南アジアにて英語でビジネスを展開する企業も多い。お互いが英語を第二外国語とし、共通言語としての英語でコミュニケーションをおこなうシーンが増えてきた。そのような状態であれば、語彙力はそこまで必要ないとHamade氏はいう。
「難しい単語をいくら知っていっても、相手が知らなければ意味がありません。単純な単語だけでも、しっかりと相手の言葉を聴き分かりやすく説明できれば良いのです。結局は人と人とのコミュニケーションですから、いかに相手を理解するかが重要。相手の言葉に耳を傾け、気持ちに向き合っているか。時には考え方や文化を理解しておくことが交渉やプレゼンに影響してきます」
アプレは企業が目指すゴールを細やかに拾い、しっかりと「使える英語」を身に着けられる。例えばインドを商圏にする場合はインド英語のイントネーションやスピード、特徴まで教える。本当にインドで実用的に英語を使うには、インド英語に聞き慣れ、聞き取る必要が出てくるからだ。
中には外資系企業からの依頼もある。外資系企業であれば英語が堪能な社員ばかりだと思われがちだが、意外な部署や企業からの発注があるのだと言う。
「企業は、語学力より技術力や彼らが持つスキルを優先して採用しています。一般企業でもグローバル化のために英語能力を求める声が増えてきました。
外資系であれば、日常的に海外の部署と協業する場面も多い。するとアジア全体の会議において日本人の発言が明らかに少ない、といった事態が起こるそうです。これはもったいない。
技術力は高いのに自分たちの強みを積極的に出せていないんですね。才能を発揮するために英語を活用する、そこを我々がサポートしています」
マインドサポートまであってこその人材育成
日本人は誰もが教育として英語を学ぶ。しかしそれは基本的に受験勉強であり、聴く・読むといったインプットが中心。ライティングとスピーキングが圧倒的に弱いのが日本人の特徴だとHamade氏は指摘する。更に日本人は失敗を恐れてなかなか自分から発言しようとしない。アプレでは、まず失敗を恐れるマインドを変化させることから研修がスタートする。
「日本人は元々知識を持っているのだから、もっと話せるはず。しかし人前で失敗することを恐れ遠慮してしまう。言語はコミュニケーションツールなので、使わなければ上達しません。失敗することで上達するし、失敗しない人間なんていない。失敗するということは、チャレンジしている証拠でもある。失敗をポジティブなものと捉えてもらうことが研修の第一歩目です」
日本人は謙遜してしまいがちだが、生徒に現状のレベルを正しく認識させることも重要。現状を正しく理解することで、いかに上達したかも理解できる。
「目標を決めるだけでなく、学び始めた当初からどのくらい上達したかを実感することも大切。講師とともに振り返ることで、自分が着実に成長できていることを認識できます。変化がわかれば意欲も自信も湧いてきて、学習の継続に繋がるのです」
100%カスタマイズでオリジナルカリキュラムを作成
企業の英語研修というと、グループレッスンやオンラインレッスンの受講をイメージする人が多いのではないだろうか。しかしアプレは均一の英語カリキュラムを提供することはしない。企業が求めるニーズや社員1人1人のレベルに合わせてカスタマイズ。コンサルティングとも言える柔軟なサポートが魅力だ。
「グループレッスンは一定のペースで進めますが、そこにぴったり合い続ける人はほとんどいない。ついていけない人もいれば、物足りない人もいるはず。実は効率が悪い手法なんです。より効果的な学習を進めるため、例えば週に2回のグループレッスンと並行してマンツーマンレッスンを組み合わせて実施します。そうすると、マンツーマンレッスンをグループレッスンのフォローアップとして活用することも、上級者向けコンテンツを提供することもできます。カリキュラムのカスタマイズは手間がかかりますが、生徒のゴール達成においては確実に効率的で、近道でもあります」
また、宿題やプレゼン課題も積極的に提供する。日本人は事前に準備してしまいがちなため、当日までプレゼン内容は伝えない。時間内でテーマに合わせてグループワークを行ったのち、プレゼンを実施。課題の難易度を調整しながら訓練していくことで、実践に落とし込んだ、本当に現場で使える力を習得できる。たった3ヶ月でも大きな成果を得られると言う。
プロフェッショナル意識の高い講師陣
アプレは講師陣のレベルも高い。実は一般的に英語講師と言っても、日本にいる間だけ英語講師として働き、自国に帰れば別の職に就く、という人材も少なくない。しかしアプレ講師は大学院で教育を学んだり博士号をとったりと、教育学に精通していて、教えることを生業としている講師ばかりだ。
「日本で10年以上英語を教えている講師が多く、日本語も話せます。日本語がわかった上で日本人の意図に沿った英単語を教えることができる。日本語のニュアンスがわかっているかどうかで、教える内容は大きく変わります。また私も昨年ハーバード大学のオンライン授業で教育学を改めて学び、日々カリキュラム開発の精度を高めています」
日本人に合う「RICE」のポリシーで英語学習を提供し続ける
アプレが重視している教育ポリシーを聞くと、「RICE(ライス)」という単語が返ってきた。Hamade氏が講師に求める4つの単語を組み合わせたものだ。
「Rewarding, Interesting, Challenging, Educational。満足していただくこと、生徒の興味に繋げて面白く感じられること、新しいものに挑戦できること、そして学べること。これらが揃わなければお金を払う価値がありません。また、日本人に合うお米(rice)を提供する、おかわりしたくなる授業を提供する、といった意味も込められています」
満足度の高い授業を提供すれば、継続や他社への紹介にも繋がる。アプレが広告費用をかけずに口コミで広がっている理由の1つだろう。また、時には企業が導入しても生徒本人にはやる気がない場合もある。そこで講師が気をつけているのは、生徒1人1人と丁寧に向き合うこと。
「生徒としっかり対話し、やりたくなくとも受けなければいけない時間をどう有効活用するかを提案していきます。失敗を恐れているのであれば、マインドを変えるところから。その上で、相手を理解するために必要な知識や考えを英語とともにインストールしていきます。会社としては英語を活かして活躍して欲しいと考えているわけですから、本人が自分自身のためにどう英語を活かしていけるかを一緒に考えるようにしています」
オンライン化の動きが活発化している今、アプレも成長期を迎えている。全世界でアプレのコンサル的英語研修を届けることができるのだ。
「これからは我々含め多くの企業にとって海外でのビジネスチャンスが増えていくでしょう。コミュニケーションには壁もないし、誰にでも行動できること。コミュニケーション能力が高まれば社内の雰囲気も変わってきます。英語というコミュニケーションツールを通じて、企業の成長のお手伝いを今後も柔軟に行っていきたいです」
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